四柱推命でみる病気 体質 健康運

四柱推命 健康 病気 体質
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中国式の四柱推命による病気の見方、体質の見方について説明します。弊社が考える、健康面・体質を正確に四柱推命で判断する際に大事なことは、「通変星の意味で判断せず、五行の意味で判断すること」、「三柱推命(さんちゅうすいめい)で判断しないこと」、「五行の喜神、忌神を正確に判断すること」に尽きます。

 

※三柱推命(さんちゅうすいめい)とは、生まれた時間を考慮せずに占うやり方です(四柱推命と言われるゆえんの、4つの柱のうち、1つの柱を無視している)。このような不正確なやり方が、昨今、「四柱推命」と称して日本全体に広まっている状況です。一般の皆さまは十分にご注意ください。

 

五行と、体質・病気の関係について

例えば「視力が低い(メガネ、コンタクトをしている)」という体質の方については、多くの方が「五行の木が忌神で強い」などと出ます。冷え性の方は、「五行の水が忌神で強い」と出ることが少なくありません。呼吸器系(肺、気管支)の病気歴がある方は、「忌神の金が強い」と出たりします。心臓病、脳出血などは忌神の火が強いと出ることがあります。

 

五行別の体の場所(基本的な事項です)

※四柱推命の流派により、微妙に違いがあるかもしれません。あくまでも弊社で行う中国式四柱推命での考え方です。下記が基本的な、五行と体の場所の関係です。

◆五行の木(き)は、頭(あたま)、視力、目、神経系、自律神経(じりつしんけい)、肝臓(かんぞう)などを意味します。

◆五行の火(ひ)は心臓、循環器系、脈などを意味します。

◆五行の土(つち)は消化器系(口、食道、胃)などを意味します。

◆五行の金(きん)は呼吸器系(鼻、喉、気管支、肺)、大腸、皮膚などを意味します。

◆五行の水(みず)は耳、骨、腰、下半身、腎臓、泌尿器系(子宮、前立腺)などを意味します。

 

中国式の四柱推命で見る、体調が悪くなりやすい時期、体調が安定しやすい時期

体調が悪くなりやすい時期としては忌神(いまがみ)が強まる時期が挙げられます(それ以外にも色々と見方があります)。体調が安定しやすい時期は忌神(いまがみ)が弱まったり、喜神(きしん)が強まる時期と言えます。この喜神(きしん)、忌神(いまがみ)の判断については熟練を要します。気になる方はお近くの信頼できる四柱推命の先生にご相談ください。

 

四柱推命で健康運を占う際は、「通変星」ではなく、「五行」で判断します。

四柱推命と五行は、切っても切れない密接な関係があります。また、五行と健康(体質)も密接に関連があります。四柱推命で用いる五行(ごぎょう)には、「体の場所」の割り振りがあります。例を挙げると、五行の木は、「目、頭、肝臓」などです。この考え方は中医学(ちゅういがく)が元だと思います。色々な四柱推命のサイトに載ってる内容とほぼ同じだと思いますが、弊社で行う四柱推命での考え方を載せます。

 

四柱推命で健康運を見る際の注意事項(中国式四柱推命ではやらない見方)

少し例を挙げますと、「偏印が食神を剋すと健康に注意」、「空亡の年は健康面に注意」とか、「傷官(しょうかん)の年は体を傷つけやすい」、「十二運の墓、絶、死、病の年は健康運が良くない」などの考え方は弊社では一切、用いていません。また、「三柱推命(さんちゅうすいめい)」による健康運の判断は危なっかしいので注意が要ります。

 

※三柱推命(さんちゅうすいめい)とは、生まれた時刻から出す「時干支」を出さないで占う方法です。

 

五行別 命式内で忌神(いまがみ)が強い方の体質傾向

◆忌神の木が強い命式の方は視力、目、自律神経、肝臓などに注意です(体質的に弱い傾向)。

◆忌神の火が強い命式の方は心臓、循環器系などに注意です(体質的に弱い傾向)。

◆忌神の土が強い命式の方は消化器系などに注意です(体質的に弱い傾向)。

◆忌神の金が強い命式の方は呼吸器系、大腸、皮膚などに注意です(体質的に弱い傾向)。

◆忌神の水が強い命式の方は腎臓、泌尿器系などに注意です(体質的に弱い傾向)。

 

忌神の木が強い方の具体的な症状、病気の傾向

視力が低い(メガネ、コンタクト)、網膜剥離、緑内障、白内障、神経痛、手足の痺れ、肝臓(肝硬変など)。自律神経(心の病気)、目の疲れ、偏頭痛。

 

忌神の火が強い方の具体的な症状、病気の傾向

心臓病、狭心症、高血圧、動悸、息切れ、眩暈、立ち眩み、不整脈、脳出血など。体力が続かない泌尿器系。女性は婦人科系の不調、不妊傾向。

 

忌神の土が強い方の具体的な症状、病気の傾向

食べ過ぎ、肥満、生活習慣病、糖尿病、歯が弱い、婦人科系の不調、血液の病気(白血病)、胃潰瘍など。

 

忌神の金が強い方の具体的な症状、病気の傾向

喉が痛い、鼻炎、扁桃腺が腫れる、喘息、気管支炎、肺炎、息苦しい、咳が出る、風邪を引きやすい、熱がよく出る、高熱が出る。大腸炎、お腹を壊しやすい、便秘、皮膚が弱い(アトピー、蕁麻疹、湿疹、かぶれやすい)。冷え性、イライラしやすい。

 

忌神の水が強い方の具体的な症状、病気の傾向

血液の病気(白血病)、腎盂炎(じんうえん)、腎不全、膀胱炎、尿路結石、ネフローゼ。低血圧、冷え性、骨の不調、腰痛、耳の不調(難聴、突発性難聴、中耳炎、外耳炎)、体力が弱い。女性は子宮の病気、不妊傾向、生理痛。

 

※症状、不調の出方は、その忌神の強さや、命式の状態、その時の運気(大運、年運)などにもよります。あくまでも傾向として捉えてください。

 

上記は、出生時刻をきちんと考慮したのちに、格局(かっきょく)、喜神(きしん)、忌神(いまがみ)が正しく出ていれば、それなりに精度があります。なお、どの程度で、「忌神が強い」と判断するかは、他の五行の強さや、命式の状態により色々と違ってきます。

 

病気に注意の時期を中国式四柱推命によりアドバイス
健康への不安、病気が治らない、体調不良が続く、心の病気、お子さまが授からない 私は四柱推命を20年弱、研究、勉強しています。私の家族に完治が難しい病気を抱えたものがいるのもあり、四柱推命における、「健康面の見方、予測」については特に時間をか...
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