正官年に色々と大変な人

正官の意味従旺格, 正官, 身弱の内格

正官年は良い年とは限らない。正官年に色々大変な人

この四柱推命コラムの他の記事も読まれた方なら、私の言わんとすることがお分かりいただけたと思います。何だか、一般的な四柱推命の考え方に対して、あえて反対のことばかり言って、このサイトの主(ぬし)はヒネクレタ奴だなと思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。

 

一般的な簡易四柱推命で言われる、劫財(ごうざい)、傷官(しょうかん)、偏官(へんかん)、偏印(へんいん)が必ず凶星で、食神(しょくしん)、正財(せいざい)、正官(せいかん)、印授(いんじゅ)が必ず吉星(良い星)という時代錯誤(じだいさくご)な考え方をきちんと正していただき、インチキ四柱推命に惑わされて、皆さまが人生を誤らないようにと、こうやってクドクドと本当のことをお伝えしてます。

 

正官年に大変な人というのは大体、限られます。

正官年(せいかんどし)に運気が下がる方を説明します。それは格局(かっきょく)が、「身弱の内格(みじゃくのないかく)」の方や、「従旺格(じゅうおうかく)」の方などです。それらの格局の方は、正官年は運気が下がるので注意が要ります。

 

忌神の正官年に起こり得ること

身弱の内格(みじゃくのないかく)の方は正官年に入ると、普段よりもさらに気が弱くなる傾向があり、運気もあまり良くありません。例えば、体調が不安定になったり、病気がちになったり、仕事において対人関係が上手くいかなくなったり、うつ病になったりもあり得ます。女性の方では、良からぬ相手と交際が始まったりなどです。身弱の内格(みじゃくのないかく)の方にとっての「正官の年(せいかんのとし)」は色々と望まない出来事が起きやすいです。従旺格(じゅうおうかく)の方にとっても、正官の年は良い年とは言えません。ストレスは掛かりやすい傾向ですし、仕事運や健康運が下がる傾向です。人によっては、誹謗中傷なども急に出てきたりします。女性は恋愛、結婚において、喧嘩や別れなどに注意ですし、相手や自分自身の浮気にも注意がいります。

 

正官は良い星と信じ込んでる皆さまには申し訳ないですが・・・

正官(せいかん)は良い星とは限りません。正官(せいかん)が非常に良くない作用を与える人もいるのです。しかし世の中には、「正官は最高の吉星」なんてことばかり書いてる本や、ネット上のサイトが未だに少なくありません。字面を見れば「正官(せいかん)」という星は何だか良さそうな星に思えますが、そうとは限らない方もいるということです。

 

また、正官(せいかん)と偏官(へんかん)の基本的な意味合いとして、正官(せいかん)のほうが品行方正な紳士、淑女な性情で、偏官(へんかん)は少々激しさがあるとかヤンチャなどと言われてますが、そうとは限りません。正官(せいかん)よりも、「偏官(へんかん)」のほうが、その人にとっての品行方正な、正官的な良い星と言える場合があります。これは、中国式の四柱推命における、重要理論の1つの、「十干の特性(じゅっかんのとくせい)」をご存知の方なら理解できる話です。

 

とあるご相談例・ 正官年に病気になり、仕事も上手く行かなかった女性

数年前、弊社に、とある女性が相談されました。その女性は、とある占い師さんに、「正官年だから、良い男性に出会う可能性が高い」なんて言われたとのことです。しかし、「(正官年に)良い出会いは何もなく、むしろ良くない出会いでストレスです。仕事も上手く行かないし病気になって散々でした」・・・と相談の際に話されてました。

 

まあ、そういうことが起こり得ることも、正しい四柱推命なら十分に説明できるのです。その女性は身弱の内格(みじゃくのないかく)の方だったので、「正官(せいかん)」は良くない作用を与える星ですから、正官年に仕事が不調、体が不調になったのも、やむを得ないかもしれません。

 

その、「正官年だから良い出会いがある」と判断したプロの四柱推命占い師の方は、「身強(みきょう)」と「身弱(みじゃく)」の判断をせずに(ご存知なかったのかもしれません)、アドバイスされたようです。それでも、「四柱推命のプロ」としてやってらっしゃるようですから、何と言うか怖いもの知らずな方だと感じます・・。皆さまも、正官が良いか良くないかは、きちんと判断したほうがいいです。