空亡ってなに?空亡は良くないの?

2018年10月30日

空亡は今後、20年、30年のうちに廃れていくと思います。

空亡(くうぼう)というのは、大昔から存在する四柱推命の常套句(じょうとうく)と言いますか、例えるならば、「四柱推命における生きた化石のシーラカンス」と言いますか、大昔からの四柱推命の名残だと思ってます。ただ、四柱推命の有名なバイブル、滴天髄(てきてんずい)には空亡(くうぼう)はどこにも載っていません。そんな空亡(くうぼう)について、実践上、感じていることを説明していきます。

 

空亡の的中率は怪しく感じてます。

率直に言いますと、空亡(くうぼう)の的中率が怪しいと感じてます。弊社に相談されたお客様100人中、80人以上の方に例外なく、12年ごとに巡る空亡年に毎回、良くないことが起きているなら、私だって喜び勇んで「空亡は当たるね~!すごいね~!」となり、空亡を使って、お客様にアドバイスします。ところが、これまでのお客様のデータを検証した結果、「空亡年だから必ず悪いことが起こるってわけではないね・・・・・」と言わざるを得ないデータを確認してますので、弊社では空亡(くうぼう)を完全に無視してます。「空亡ってあまり当たらないね、半分ぐらいは当たるかな」というのが私の結論でございます。

 

「いや、自身の経験では空亡、天中殺に根拠はある。当たるんだよ」というプロの方もいるでしょう。それは、その方の自由だと思います。四柱推命は様々な流派、考え方がありますので、「空亡」の考えを信じる方は信じて判断すればいいことだと思ってます。おそらく、その方々がやってる四柱推命と弊社の四柱推命では「理論」が違うのでしょう。

 

空亡について、実践データを検証した結果は・・

空亡は理論の再現性、整合性、実証性に少々乏しいというのが現状での結論です。日々、お悩みの方から、色々なご相談を受けてますが、空亡、天中殺年に良い結婚をされたご夫婦もいますし、空亡、天中殺年に会社で昇進、出世したり、事業が発展したり、金銭面で好調など、実に多くの良い出来事が散見されてます。空亡年に良い出来事あった人、良くない出来事があった人は割合的にはおよそ、半々程度です。

 

私も2011年、「辛卯(かのとう)」の年は、「大運空亡と空亡」が重なった、 天中殺、空亡の理論では実に不運な年でした。かの有名な運命学の大家、H木K子氏の理論からすれば、私の2011年は、「宿命大殺界」と「大殺界」が重なった非常に要注意の年でしたが、2011年は何も問題なく過ごせましたし、弊社の経営は好調でした。この事実をきちんと明確に説明できる理論が、「空亡、天中殺」に存在するならば、少しは信じてみようと考えるのですが、現状では明快な理論はまったく見聞きしていません。

 

「半分当たればオッケー!」では運命学は話になりません。

空亡に対して、「良いことが起きるのか、それとも良くないことが起きるのか、100%正確に当てなさい」とは言いませんが、せめて10人中、7人から8人程度は間違いなく、「空亡、天中殺、大殺界が必ず当てはまる」という精度が欲しいものです。「天中殺、大殺界は陰転(いんてん)することもあるし、陽転(ようてん)することもある」という、なんだか都合の良い言い回しが、どこかの占いではあるようですが、「良いか良くないか」なのは当たり前です。

 

そんな、「2つに1つは当たる」というのは、下駄を飛ばして、「表が出たら明日は晴れ、裏が出たら雨」と同じ確率です。人様の人生を的確に視て、アドバイスする為の運命学(うんめいがく)が、そんな下駄占いと同じ、50%の的中率ではお話になりません。「2つに1つは当たる」なんて精度の空亡(くうぼう)は私の仕事では、とてもとても怖くて使えません。 もちろん、空亡年に良くない出来事が起きる方も世の中にはいますが、それについては、弊社の行う中国式の四柱推命により、 明確な判断、見極めが可能な為、空亡、天中殺の理論は正当性、整合性に乏しい理論と言わざるを得ない状況です。

 

空亡は無くなる必要はありません

現在でも「空亡、天中殺、大殺界」の日本三大占い常套句はしぶといです。空亡年に良くないことが起きてしまった、「空亡が当てはまる人」もいるようなので、なかなか消えないで残っている状態です。でも、人生の半分は誰でも運気が下がるのですから(中国式の四柱推命の考え方)、空亡年(くうぼうどし)と忌神運(いまがみうん)が重なる確立も言わば50%なんです。50%は当たる空亡(くうぼう)を、ことさらに「正しい!」と主張している方をたまに見かけますが、その主張は根拠(エビデンス)に乏しいように感じます。

 

まあ、あと数十年もすれば空亡は次第に殆どと言っていいくらい、見向きもされなくなるだろうと予測してます。世の空亡を使う占い師さんが空亡をどんどん使用してくれるからこそ、弊社で行っている、「空亡を使用しない中国式四柱推命」の精度が引き立つとも言えます。

 

私は別に「空亡なんか消えて無くなれ~!」と言いたいのではありません。「空亡」は外れる確立が半分はあるので、あまり信用し過ぎても良くないですよと言いたいのです。空亡を一生懸命に信じるより、もっと精度の高い四柱推命があるんだから、それを信じればいいじゃないの?と日々思うのですが、皆さん、大衆広告、余興的初心者レベルの四柱推命の流布により、疑問も抱かず、空亡(くうぼう)、天中殺(てんちゅさつ)、大殺界(だいさっかい)を信じてらっしゃるようです。

 

空亡

Posted by mandl